職場の人間関係について

【職場の人間関係】

 

先輩(上司)から後輩へ

 

→相手の言うことを肯定的に聞きます。「うんうん、そうだね!さすがよく勉強しているね!」「フレッシュな目線ならではの意見だね!」と一度受け止めて、その後で「更に付け加えると、〇〇という見方もあるよね。どう思う?」「そこで、〇〇の観点からはどう考えるかな?」など、ティーチング・コーチングを展開していきます。

 

NG例:「お前の意見なんて聞いてないんだよ!」「考えなくていいから黙って言われたことしろよ!」→そんなことを言っても、相手は不信感しか抱きません。

 

 

→ミスした時こそがチャンスです。人は、うまくいっている時に褒められても、「当たり前」と思うのであまり響きません。失敗した時にこそ、褒めて救って響かせるのです。

 

「次はどうやったらうまくいくのかな?うん!そうだね!分かってるね!」

 

ミスに萎縮している時にあえて「褒める」ことで、心を開いてもらうと共に、相手の本来の力を引き出します。ミスを責めてしまうと、人間関係が悪くなりますし、相手が更に萎縮してしまい、力を出しにくくなります。相手を信じましょう。

 

 

新人から先輩へ

 

やっぱり褒めます。自分と違う意見を言われても「おっしゃる通りだと思います。さすが先輩ですね!」「なるほど、勉強になります。もう少し詳しく教えて頂けますか?」などと、まずは相手を立てます。その中で自分と違う意見が出てきたら、「そこで、私はこう思うのですが、実際現場で長く勤めている先輩としてはどう考えますか?」と、相手を立てながらも「アサーティブなコミュニケーション」を展開していきます。

 

Plus1 職場では悪口を言わない。

 

ネガティブな言葉は自分を傷つけます。そして、職場で放った悪口は、回り回ってその人に届きます。人間関係が悪くなり、チームでの仕事がしにくくなります。自分の心に余裕がないと、人の欠点ばかり目についてしまいます。人の良いところを見て、適切なコミュニケーションをとることで、自分にとって居心地の良い職場環境作りをしていきたいものです。